雨のクッチャロ湖を出発、いよいよ最北端が近付いてきます
クッチャロ湖 ⇒ 道の駅「さるふつ公園」 25km
道の駅「さるふつ公園」 宗谷郡猿払村字浜鬼志別241番地7 TEL:01635-2-2311
やっと食べ物にありつけました
水揚げ日本一を誇る、「猿払村のホタテ」は美味しかった
ホタテは、ここ猿払村が日本一だったんですね
こちらの道の駅は、充実していました。また、お昼時ということもあり、バスが到着し、多くの方がレストランで食事をされていました。
道の駅の正面、海側に建つ
「いさりの碑」
かつて猿払の海は、資源枯渇による苦難の時代を経験しましたが、村と漁業者が一体となって資源管理型漁業への転換に力を注ぎ、豊かなオホーツクの漁業を再び取り戻したそうです!
多くの先人の方々の苦労と偉業をたたえて建てられたのが、この「いさりの碑」です。
「碑文抜粋」
帆立貝漁場造成事業10周年に当り猿払の漁業のうつりかわりを振返って見る。
我々の先人がオホーツクの海の魚貝類に生活の糧を求めたのは明治の始め頃のことだ。
それから一世紀になんなんとしている。
春、4月5日、にしんの群来で海は乳白色になり獲っても獲ってもなくならないものと思われた。
鮭鱒は海の荒くれ男と力比べをするように網もさけよとばかり来網した。
海扇と呼ばれた帆立貝は海の底に幾層にも重なり合っているのではないかと錯覚を起こさせる位生棲していた。
しかし之等の生物の運命も貪欲な人間の前には所詮は滅亡の運命が待ち受けていた。
今日ではあらゆる資源は有限であることが認識されている。
しかし生物資源は自然と人間の適正な育成管理によって永続させることが出来る筈だ。
私達も自然の摂理にかなった生物資源の育成管理を科学的調査と人智をあつめてやってみた。
春夏秋冬、自然の摂理は一世紀の昔も今と変わりなく繰返され生物の生命力は見事に部族と子族の繁栄に其の力強さを見せてくれた。
今、オホーツクの海は先人の開拓した時のように帆立貝が美事に結実してたわわな実を見せている。
鮭鱒もまた間もなくふ化事業の結実を見せようとしている。
猿払の海を拓いた多くの先人の苦労と偉業を偲び其の意志を我々も子孫もうけつぎそして実践することを肝に銘じ、今此の碑を建てる。
人間は神々と力を競うべきでない。
人間は自然の摂理に従うべきだ。
昭和56年11月22日
猿払村漁業協同組合
道の駅「さるふつ公園」 ⇒ 宗谷岬 31km
クッチャロ湖からは、国道238号線をひたすら真直ぐに進みます
心配していた天候も、最北端が近付くにつれ、陽も射すようになり回復してきました
最北端は、もうすぐそこです
テレビやネットで何度も見たことがある「日本最北端の地の碑」で記念撮影。
地元の方が撮ってくれました・・・ありがとうございます。
遠くサハリンのクリリオン岬が見え、最北端へやってきたことが実感できます
最北端のお土産屋さん!
稚内観光協会が発行する「日本最北端到達証明書」は、こちらで購入できます。
最北端の食堂や土産物屋さんが並びます。
観光バスもたくさん到着し、最北端の地は賑わいだしました
稚内周辺は見どころ満載なので、次に向かって出発です。
◆最北端目指して北海道、その7につづく・・・
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